意識障害
[いしきしょうがい]


意識障害は「なんとな〜く、はっきりしない」という程度から、「つねっても、たたいても、手足も動かさず目を開けない」という昏睡状態まで、いろいろな段階があります。

ごく短時間の意識消失(失神)は、起立性低血圧や一過性脳虚血、不整脈などで心拍数が少なくなって脳への血流が一時的に少なくなった場合やヒステリー発作、ある種のてんかんなどで起こります。

ごく短期間の意識消失は、1回だけ起こってその後は起こらないものはあまり心配いらない場合もありますが、失神を繰り返す場合は脳、心臓、血圧などの検査が必要ですので、医療機関を受診してください。

持続する意識障害は、重症の病気が多く、脳出血やくも膜下出血、脳腫瘍などの脳の病気はもちろん、一酸化炭素中毒や睡眠薬中毒などの中毒性疾患、急激な血液循環障害(ショック)、高度の肝臓機能不全(肝性脳症)、糖尿病性昏睡、低血糖など、脳以外の障害でもみられます。

持続する意識障害や、けいれんを伴う意識障害の場合は、すぐに救急車で医療機関を受診することが必要です。治療と診断に緊急を要する場合が多いので、家族の方は、本人に既往症があったかどうか、意識障害がどう起こったか、発症直前に頭痛など何か訴えていたかどうかを医師に説明してください。



もどる
ホームに戻る