胃カメラ
[いかめら]


胃カメラは、ファイバースコープまたは、小型CCDカメラがついた内視鏡で食道・胃・十二指腸を観察します。昔は、管の先端に小さなカメラがついていて、後で現像をしないと病変が分からなかったのです。胃カメラという言葉は、その時のなごりです。

胃カメラは、食道から胃・十二指腸までをカラーで観察できます。粘膜の状態を詳しく観察でき、さらに、色素をかけて凹凸をよりわかりやすくして観察することもできます。病変があれば、小さく組織を採取することもできます。この組織を顕微鏡でみて病変を確定することもできます。

また、空気を送り込んで胃を膨らませて胃の中のひだを広げて見ることもできます。なお、色素をかけて観察した場合には、尿が青くなる場合がありますが心配ありません。

胃カメラの検査は、朝食抜きで行います。たばこも良くありません。というのは、たばこを吸うと、胃が動いてげっぷがでやすくなったりして、観察がしにくくなることがあります。できれば、午前中の早い時間帯に行う方が、胃液が少なく病変の観察が行いやすいようです。胃カメラの前には、麻酔のゼリーで喉の粘膜を麻酔します。それと胃の動きを緩める注射を行います。これは、胃透視の時と同じものです。緑内障や前立せん肥大、心臓病の人には使わないこともあります。

胃カメラは、胃の後ろの壁が見えにくいことがありますが、最近の胃カメラは広角になっているので、死角は少ないようです。比較的楽な胃カメラの飲みかたは、全身の力をぬいて楽にすることです。特に喉と首に力が入ると苦しいようです。

最近は、麻酔の注射をして、ボーッとしている間に胃カメラの検査が終わるようにしている施設も多いようです。その麻酔の注射をする時は、自家用車での通院はしないようにしてください。麻酔からさめた後の車の運転は危険です。事故が起こった例も報告されています。



もどる
ホームに戻る