胃癌治療ガイドライン
[いがんちりょうがいどらいん]


2001年3月に出された日本胃癌学会の胃癌治療ガイドラインでは、外科手術、化学療法(抗癌剤)、手術前後の化学療法、免疫療法、放射線療法、温熱化学療法、レーザー治療、緩和医療(終末期医療)などが紹介されていますが、免疫療法、放射線療法、温熱化学療法、レーザー治療に関しては一定の治療成果が見られておらず、研究段階です。

外科手術は、内視鏡治療の適応範囲外で、遠隔転移がない場合に適応となります。転移が起こりやすいリンパ節と一緒に胃を切除する定型手術や、切除範囲を縮小した縮小手術が行われます。他の臓器に食い込んでいる場合には、他の臓器も一緒に切除する拡大手術が行われる場合もあります。

進行した胃癌の場合には、術後補助化学療法または術前化学療法が行われる場合があります。術後補助化学療法は、手術後に残っている可能性のある癌細胞からの再発を予防するために抗癌剤治療を行うものです。術前化学療法は、手術前に大きな癌を小さくする目的で抗癌剤治療を行うものです。いずれの治療法も、今後の臨床研究の成果が待たれています。

緩和医療は「主に終末期の患者あるいはその家族に対して積極的に行われる全人的ケア」とされています。その目的は、痛みや感染症、低栄養などの体の状況や精神的・社会的な問題の解決をめざしています。



もどる
ホームに戻る