胃癌の予防
[いがんのよぼう]


胃癌は、年間約10万人が罹患している癌で、早期胃癌が早く見つかるようになったのと治療法が進歩した事で生存率が向上して、死亡者数は肺癌についで第2位となりました。胃癌の予防にはどんな事があるのでしょうか?

胃癌にならないための生活習慣(一次予防)としては、食生活と食物保存法が注目されています。塩分との関係が注目されていますが、塩分そのものに発癌作用はなく、高濃度の塩分が胃の粘膜を壊し胃液による胃の細胞を障害して炎症を起こす事で発癌を助長すると考えられています。

その他の食生活では、緑黄色野菜や果物、緑茶の成分中のビタミンCやカロチノイドなどは、その酸化作用による発癌抑制効果の可能性も基礎実験において明らかになっています。カロチノイドとは人参、トマト、ほうれん草、柑橘系フルーツなどに含まれる色素の成分の総称です。

食物保存法に関しては、冷蔵庫の普及で、新鮮な野菜や果物の摂取量が増えて、塩蔵品の減少と牛乳による胃の粘膜保護などの間接的な効果が見られていると推察されています。

喫煙に関しては、非喫煙者に比べて2〜3倍のリスクが報告されています。ヘリコバクター・ピロリ菌は、胃癌との関連性が指摘されていましたが、現在の研究では、癌化した胃の細胞の増殖を進ませる作用と考えられています。

以上をまとめると、胃癌の予防には、新鮮な野菜や果物、特にビタミンCや緑黄色野菜をしっかりとり、塩蔵品や高塩分食品の摂取をひかえ、タバコを吸わない事が大切です。普段の食生活をもう一度見直してみましょうね。



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