栄養状態(血液検査)
[えいようじょうたい]


健康診断や献血の時の血液検査で栄養状態をある程度判断することができます。栄養不足になっていないかどうか、たくさんある項目のうち栄養状態はどこをみればわかるのでしょうか?なお、基準値は各施設で若干違いがあるので、それを参考にしてください。

注目する検査値は、総蛋白(TP)、アルブミン(alb)、総コレステロールです。だいたい健康診断ではこれらの値を採血していることは多いと思います。血液の中の総蛋白の濃度は栄養状態が悪い状態が長く続くと低くなってきます。たとえばお年寄りで長い間食事がとれなかった場合などに低下してきます。

アルブミンは、肝臓で合成される蛋白質で、血液の浸透圧の保持や各種物質の運搬に役立っています。アルブミンは回転の速い蛋白質で、栄養状態を敏感に反映します。発熱が長く続いたりすると体が消耗してアルブミンが低下したりします。肝臓病の時も低下がみられます。

総コレステロールも肝臓で合成されます。これは、高すぎると動脈硬化を助長しますが、低すぎてもよくありません。150以下になる場合はなんらかの栄養障害が隠れている場合があるので注意が必要です。甲状腺機能亢進症の場合も代謝が進んで低下します。これらの値が極端に低い場合は、かかりつけの医師に相談したほうがよいでしょうね。



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